FA18、整備中に炎上 米加州、兵士2人重傷


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 【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米カリフォルニア州サンディエゴのミラマー海兵隊基地で26日午後、格納庫で整備中だったFA18戦闘攻撃機が炎上し、整備に当たっていた兵士2人が重傷を負った。米海軍安全センターは27日、同事故を最も重大な事故であるクラスAに分類した。

 軍当局や米メディアによると、事故機はテキサス州フォートワース海軍航空基地所属の海兵隊予備部隊の所属で、午後10時18分ごろ火災が起こり、「数分以内に」鎮火した。原因は調査中。燃料と空気の混合の割合によっては突然発火する可能性があり、短時間での発火は火力が強いため、非常に危険だと報じている。

 米海軍安全センターの2017米会計年度(16年10月~17年9月)によると、27日現在、クラスAの航空機事故18件のうち、FA18関連が7件で最多となっている。