Ryukyufrogs9期が始動 最終選考会で7人を選抜


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
プロジェクトを考える参加者たち=6月17日、糸満市のサザンビーチホテル&リゾート沖縄

最終選考会で7人選抜 社会課題解決サービスを考案

 アントレプレナーシップを身につけたハイブリッドイノベーター人財の育成を掲げた事業「Ryukyufrogs(リュウキュウ・フロッグス)」(理事長・比屋根隆レキサス社長)の第9期最終選考会が6月17、18の両日、糸満市のサザンビーチホテル&リゾート沖縄で開かれた。1泊2日の合宿で各自が解決したい社会課題の発表、チームごとのプロジェクトを立案。発表や質疑応答を通して中学1年生から大学3年生の7人が選ばれた。7人は8月のアメリカ・シリコンバレー研修などを経て、社会課題解決サービスの案作りに取り組む。

 17日のグループワークでは候補者20人が5グループに分かれて、障がい者の困りごとを解決するサービス、日常生活の煩わしさを解消するサービスなどを考案した。迷子の捜索をする人材派遣を想定して、アプリ化を検討したグループは商業施設に聞き取りし「店員などの反応はよかった」とした。福田礼諸さん(19)=南風原町=は「ディズニーランドなど大規模な施設での需要がありそう」との課題も語った。