待機児童、街づくり問う 那覇市議選67人立候補


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 任期満了に伴う那覇市議会議員選挙は2日告示され、定数40に67人が立候補した。9日投開票される。城間幹子市長就任後初となる市議選で、待機児童対策や協働のまちづくりなど、城間市政の評価が争点となる。翁長雄志知事を支持するオール沖縄で構成する与党が多数を維持できるか、自民党が保守系無所属や中立系候補と合わせて多数を取るかが最大の焦点となる。

 翁長知事が市長を4期務めたお膝元でもある那覇市。来年の県知事選や那覇市長選の前哨戦として各政党も重要選挙と位置付ける。オール沖縄が多数を占める改選前の議会構成に変化が出るかに注目が集まる。

 67人の内訳は現職31人、元職3人、前職2人、新人31人。与党的立場が24人、野党的立場が15人、是々非々など中立が28人となっている。男性が54人、女性が13人。候補者数は2009年と同数で前回より10人多く、激戦が予想される。

 期日前投票は3日から8日まで。市役所本庁舎で午前8時半~午後8時、首里支所と真和志庁舎で午前9時~午後6時、サンエー那覇メインプレイスとイオン那覇店で午前10時~午後8時で実施される。