親子の笑顔 あふれる 「たいようのえくぼ」に集う 石垣


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「こどもいちば」で販売体験をする子どもたち=6月24日、県立石垣青少年の家

 【石垣】子育て支援の無料誌を発行するNPO法人「たいようのえくぼ」(保志門るり江代表)は6月24日、沖縄県立石垣青少年の家で子育て支援イベント「EKUBO TOWN2017in石垣島」を開いた。離島では初の開催。親子で楽しめるブースが多く設置され、会場は親子の笑顔であふれた。

 会場には親子が一緒に販売体験をする「おやこいちば」のほか、牛乳パックを使ったバッグ作りやオリジナル王冠作りなどの体験コーナーが設けられ、親子でにぎわった。沖縄こどもの国の科学実験ショーなども行われた。

 「おやこいちば」で子どもたちは呼び込みの声を上げたり、購入者と代金のやり取りをしたりして、店員体験を楽しんだ。

 子ども4人と出店した金城麻世さん(39)は「子どもが自由に体験できるところが島内には少ないし、お隣の店の家族とも1日過ごせば仲良くなる。どんどんやってほしい」と話した。

 保志門代表は「これをきっかけにみんながつながって、石垣島での子育てイベントを継続してほしい」と語った。