上半期の沖縄県内倒産28件 過去3番目の少なさ


この記事を書いた人 志良堂 仁

 東京商工リサーチ沖縄支店は3日、上半期(1~6月)の県内企業の倒産状況を発表した。倒産発生件数は前期比1件増加の28件で、負債総額は7・8%減の32億5800万円となった。件数が過去3番目、負債総額が過去2番目にそれぞれ少ない水準となった。

 友利政人支店長は「今年は建設に観光関連が好調に推移、金融支援、低金利も下支えするなか、倒産件数が20件台に収まった」と説明し、「今後倒産件数が増える懸念材料もほとんど見られず、小康状態が続くだろう」と見通した。【琉球新報電子版】