【宜野湾】宜野湾市が1日に設置した「普天間未来基金」の寄付第1号として國場組は3日、1千万円を同未来基金に寄付した。普天間飛行場や米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区の返還跡地利用に活用される。
國場組の玉城徹也社長が3日、市役所に佐喜真淳宜野湾市長を訪ね、目録を手渡した。玉城社長は「普天間飛行場の跡地利用は県内の振興発展につながるだけでなく、日本全体の財産になる。全国からの寄付の呼び水になればうれしい」と述べた。
佐喜真市長は「米軍基地の返還後の跡地利用に伴う将来の財政需要に備え、未来を担う人材育成に活用したい」と話し、國場組に感謝状を贈った。
「普天間未来基金」は、全国から寄付を募り、米軍基地の返還跡地開発の財源とするのが目的。
【琉球新報電子版】