21期連続で「良い」超 県内企業景気判断 人手不足感最高に


この記事を書いた人 松永 勝利

 日本銀行那覇支店(松本孝一支店長)は3日、6月の県内企業短期経済観測調査(短観)の結果を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は全産業でプラス33となり、21四半期連続の「良い」超となった。前回調査(3月)より4ポイント低下したものの、全国と比較したプラス幅は高水準にあり、同支店は「県内景気は順調に成長している」と判断している。一方で人手不足感を示す雇用人員判断DIはマイナス43で、調査を始めた1983年5月以降で人手不足感は最も高くなった。【琉球新報電子版】