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9日投開票の那覇市議会議員選挙で、琉球新報社が告示前に実施した立候補者アンケートの回答結果の3回目を紹介する。最終回の今回は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非や翁長雄志県政の評価、憲法9条の改正についての見解を紹介する。
工事を進める政府と移設阻止を目指す翁長県政が真っ向から対立する普天間飛行場の辺野古移設問題では、移設反対の候補者が37人と半数以上を占めた。移設賛成は7人。「その他」の中で「自民党県連と同じ立場」として「容認」とした人が4人いた。一方、土砂入れが始まっている状況などから「質問に意味がない」とする人が5人、「那覇市政の対象外」と答えたり、同様の理由で無回答だったりした人が3人いた。
自民党が2020年の改正憲法施行を目指している中、9条の改正については反対の意見が半数以上の39人だった。賛成は11人で、そのうち2人が「第2項のみ改正」と回答した。「議論を深めるべき」などとした候補者は5人だった。
翁長県政支持27、不支持14
翁長県政の評価については、支持する候補者が27人で支持しないとした候補者14人を上回った。一方で「どちらでもない」が18人、「是々非々」や「政策ごとに判断」とした人が3人いた。
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<表の見方>
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設 「賛成」「反対」「分からない」「どちらでもない」「その他」の5項目の選択肢で質問した。
翁長県政 「支持する」「支持しない」「どちらでもない」「分からない」「その他」の5項目で質問した。
憲法9条の改正 「改正すべき」は「賛成」、「改正すべきでない」は「反対」に省略して表示。「どちらでもない」「分からない」「その他」も加えた5項目で質問した。
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