教育
船乗りの「卵」日誌 ~沖水生 太平洋で学ぶ~

迫る操業、漁具製作で実感 漁業専攻科1年 瀬戸口遥奈さん

マグロはえ縄漁で使う枝縄を1本ずつねじれを取りながらまとめている沖縄水産高校の生徒たち=7月4日午前9時ごろ、グアムの南約830キロ沖合(愛澤崇さん撮影)

 7月3日、海邦丸5世はパプアニューギニアの北東約870キロ沖を航行中です。波はなく船はほぼ揺れていませんが、台風の卵が近くにできているのが少し心配です。ケアンズを出港し、これまで清掃やペンキ塗りだった作業が、マグロ漁の操業前準備で漁具製作や整備になり「そろそろ操業開始なんだな」と実感が湧いてきています。


 瀬戸口 遥奈さん

 漁具製作・整備では今まで甲板長から教わってきたことを今度は自分たちが後輩に教え、教えながら自分たちも学びと、自分の技量を上げているところです。

 今一番楽しいことは好きなバンドのライブDVDを見ることです。これで日々の疲れを取っています。また、自分たちで買ってきたお菓子でパーティーを開いて楽しんでいます。

 船での食事は野菜などもしっかり取れるように司厨長が献立を考えてくれています。私が一番好きなメニューはチキンカレーです。船内でカレーの匂いがするとなぜか安心し、とてもおいしいので人気です。また、操業が始まってから出る夜食も楽しみです。

 まだ沖縄までは遠く実習も続きますが、気を緩めず安全航海・大漁で帰れるように頑張っていきます。