見上げてみると光の輪 那覇で日暈


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太陽の周りに虹がかかったような光の輪ができる「日暈」=7日午後0時28分、那覇市天久(諸見里真利撮影)

 沖縄本島で7日午後0時半ごろ、太陽の周囲に虹のような輪ができる現象「日暈(ひがさ)」が見られた。那覇市天久では、通行人らが手をかざして上空を見上げたり、スマートフォンで撮影したりしていた。沖縄気象台によると日暈は、太陽の光が高層にある巻層雲の氷の粒に反射して生じる現象。晴れた日に、低層の雲がない時にはよく見られるという。

 二十四節気の一つ「小暑」を迎えた同日、県内各地は太平洋高気圧に覆われ、気温が上昇した。最高気温は名護市で午後1時1分に32.9度、那覇市は午後1時35分に32.6度を観測し、強い日差しが降り注いだ。