
沖縄県のチョウ「県蝶(ちょう)」制定に向けた「チョウの野外観察会」(主催・県の蝶制定県民の会、琉球新報社、共催・医療法人陽心会)が23日、名護市の嘉津宇岳や今帰仁村の乙羽岳で行われる。「県の蝶制定県民の会」の大城安弘会長らが7日、那覇市天久の琉球新報社を訪ね、幅広い参加を呼び掛けた。
定員は先着50人で、20日まで受け付ける。参加者は23日午前10時に名護市の勝山公民館へ集合。嘉津宇岳と乙羽岳へ移動し、沖縄の代表的なチョウの中で、今回は県の天然記念物に指定されるコノハチョウとフタオチョウを中心に観察する。悪天候の際は中止する。
県の蝶制定県民の会の大城会長は「天然記念物のチョウを県民に見てもらい、県蝶制定への機運を高めたい」と語った。観察会の予約や問い合わせは首里城公園管理センター(電話)098(886)2020。