那覇市議選、きょう投開票 40議席に67人立候補 未明に大勢判明


この記事を書いた人 大森 茂夫

 任期満了に伴う沖縄県の那覇市議会議員選挙は9日、投開票される。定数40に対し、現職31人、元職3人、前職2人、新人31人の67人が立候補し、城間幹子市長就任後初となる市議選で、市政の評価などを争点に激しい選挙戦を繰り広げた。城間市政を支える与党が過半数を維持できるかが最大の焦点となる。開票作業が順調に進めば、10日午前0時ごろには大勢が判明する見込みだ。

 立候補者のうち、与党的立場が24人、野党的立場が15人、是々非々など中立が28人。政党の公認・推薦は、自民14人、公明7人、共産7人、社民4人、維新3人、社大2人、民進2人。諸派4人、政党の推薦などがない無所属は24人。

 現在の議会構成(欠員5)は与党系18人、野党系4人、市政への態度を「是々非々」とする中立系が13人となっている。

 期日前投票は8日で終了し、有権者の16・19%に当たる4万2390人が投票した。1日現在の那覇市の選挙人名簿登録者数は26万1829人(男性12万5194人、女性13万6635人)。

 投票は市内54カ所で、午前7時から午後8時まで行われる。開票は午後9時10分から那覇市民体育館で行われる。

 選挙戦最終日となった8日、候補者らは街頭での練り歩きや打ち上げ式で“最後の訴え”を行い、支持拡大に奔走した。