【渡名喜】第99回を数える渡名喜幼小中学校の水上運動会が6月25日、東の浜で開催され、多数の村民でにぎわった。
漁業従事者の育成を目的に1919(大正8)年から始まった島の伝統行事は、来年いよいよ100回の記念大会となる。
幼稚園児から、小学生、中学生、村民も参加しての大運動会。今年のテーマは「おこせ、MIRACLE☆仲間と共に渡名喜っ子」。熱い日差しの下、中学生による男子800メートル、女子400メートルの持久泳、低学年の水中玉入れ、水中騎馬戦、村民も参加しての水中綱引きと続き、幼児童生徒全員による紅白対抗リレーは会場が一体となって熱のこもった戦いとなった。
沖縄本島から来た70代の女性は「海の運動会を見るのは初めて。島の子どもたちの一生懸命さ、頑張る姿には感動した。第100回の来年、また来たい」と話した。
(比嘉敏久通信員)