陸上中長距離の祭典「ホクレン・ディスタンスチャレンジ2017北見大会」は9日、北海道北見市の東陵公園陸上競技場で開かれ、男子1500メートルAに出場した宮平健太郎(コザ高―埼玉・日本薬科大3年)が3分48秒69で走り、県記録を塗り替えた。順位は16位だった。
◆狙い通りの記録更新
宮平健太郎(コザ高―埼玉・日本薬科大3年)が男子1500メートルの県記録を1秒11塗り替える3分48秒69の力走を見せた。長距離から昨春、1500メートル主体の中距離に転向。慣れずに苦しんだが今年の4月以降、めきめきと記録を伸ばし「県記録はずっと狙っていたのでうれしい」と狙い通りの記録更新を喜ぶ。
1位から5位までが3分42秒~43秒台の高速レース。400メートルを60秒で刻んで3分45秒を目標に臨んだが「ラストの300メートルで落ちてしまった」と悔やんだ。
5月の関東インカレは惜しくも入賞を逃して9位。その悔しさがあってこそ「モチベーションを高く保つとができている」。13日には同じホクレン・ディスタンスチャレンジの網走大会があり、そこでも1500メートルに再挑戦する。「目標とする3分45秒に向けて頑張る」と気を引き締めた。