外来機の即時撤去要求 北谷町議会が決議


この記事を書いた人 松永 勝利
賛成多数で外来機撤去を求める意見書を可決する北谷町議会=14日午前10時16分、北谷町議会

 【北谷】北谷町議会(田場健儀議長)は14日午前、臨時会を開き、米軍嘉手納基地への最新鋭ステルス戦闘機F35Bなど外来機の飛来・暫定配備に抗議し、即時撤去を求める抗議決議と意見書を賛成多数で可決した。
 抗議決議では米軍嘉手納基地にF16戦闘機やU2偵察機が5月に飛来し、F35やFA18戦闘攻撃機が6月に飛来するなど、事故の危険性と騒音が増えている現状を指摘した。その上で「負担軽減とは逆行し、受忍限度を超えている」として、外来機の即時撤去や在沖米軍基地の整理縮小・撤去などを求めている。
 決議の宛先は米大統領や米国防長官ら。意見書は首相や防衛相ら。【琉球新報電子版】