教育
船乗りの「卵」日誌 ~沖水生 太平洋で学ぶ~

比沖、マグロ狙い 汗だく 機関専攻科1年 大仲隼平さん

えらと内臓を取り除く処理をしたカジキを、急速冷凍する魚倉に入れる前に。左から山田真平さん、神田智也さん、新垣賢之介さん、諸見川龍之介さん、安次嶺流夏さん=11日、フィリピンの東約1100キロ沖合(友利滉弥さん撮影)

 7月10日、海邦丸5世はグアムの南西沖を航行中です。9日からマグロ操業が始まっており、僕たちの班はトップバッターでした。

 早朝6時から3時間ほどかけて約75キロ、糸満から今帰仁に相当する距離の仕掛けを投縄します。そして午後4時から仕掛けを巻き上げる“揚げ縄”を始めますが、フィリピン沖は夕方でも気温30度を超える暑さでとても大変です。しかし、マグロ見たさに皆の顔はやる気で満ちあふれていました。


大仲隼平さん

 皆頑張っていましたが、開始から2時間、3時間たっても一向に本命の大きなマグロは揚がってきません。揚がってくるのはサメやエイ、カツオなど小さな魚ばかりです。結局この日は小さな魚しか釣れず不漁でしたが、漁業は自然を相手にする仕事なのでその大変さが身に染みました。

 僕たちの班は、あと2回操業があるので大漁を願いつつ最後まで気を緩めず、安全に楽しく操業ができるように頑張ります。(おわり)

 海邦丸5世は18日に帰沖します。