患者に癒やしの音楽 NYの管弦楽団、南部医療センターで演奏会


この記事を書いた人 平良 正
入院患者らに優雅な演奏を披露する「ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル」の団員ら=15日、南風原町の県立南部医療センター・こども医療センター

 米ニューヨークを拠点に活動する管弦楽団「ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル」の団員30人が15日、南風原町新川の県立南部医療センター・こども医療センターで「ハートフルコンサート」を開き、入院患者らが優雅で迫力のある演奏に聴き入った。

 この日は「G線上のアリア」や「カノン」など、有名なクラシック曲を次々と披露した。

 入院患者や病院スタッフらが詰め掛け、演奏が終わると大きな拍手を送った。通院中の真栄城初姫(はつき)さん(26)=八重瀬町=は「とてもきれいな音で気持ちよかった」と話していた。

 コンサートは沖縄セルラー電話の主催。

 16日は宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで、招待客らを対象にした特別公演が開かれる。