夏休みに取材体験 こども記者、50人委嘱


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普久原均編集局長(左)からこども記者の委嘱状を受け取る小学生たち=16日、那覇市天久の琉球新報社

 琉球新報社が9月1日に発行する「こども新聞」のこども記者への委嘱状交付式と説明会が16日、那覇市天久の同社で開かれた。普久原均編集局長が一人一人に委嘱状を手渡した。県内各地の小学5、6年生50人がこども記者を務める。

 普久原局長は「何かを調べて発表することは今後の勉強や将来の仕事にも役立つ。いい取材を体験してほしい。夏休み明けの紙面がとても楽しみだ」とあいさつ。「知らないことを武器にして取材相手に何でも聞いてほしい」などと、記者職の魅力や取材方法などについて語った。

 説明会では、小那覇安剛社会部長、上原修次長兼写真映像部長が記者として取材時に必要なことや記事の書き方、写真撮影の方法などを説明した。

 「こども新聞」は、小学生が記者体験を通して社会の仕組みを学び、人との出会いの素晴らしさを体験してほしいと、1998年度から年1回発行している。今回で20回目となる。NIE(教育に新聞を)活動としても位置付けている。