普天間ヘリの夜間飛行に抗議 佐喜真宜野湾市長「配慮著しく欠けている」


この記事を書いた人 松永 勝利
中嶋浩一郎沖縄防衛局長(右)に抗議要請文を手渡す佐喜真淳宜野湾市長(左から2人目)=21日午前11時50分、嘉手納町の沖縄防衛局

 【中部】佐喜真淳宜野湾市長は21日午前、嘉手納町の沖縄防衛局を訪れ、米軍普天間飛行場で夜間飛行が連日続いていることに抗議した。要請で佐喜真市長は「深夜はもちろん、夜間は騒音防止について最大限配慮されるべきだ。現状は配慮が著しく欠けており遺憾だ」と述べ、午後10時以降の米軍機の飛行と地上での活動を実施しないよう、米軍側に申し入れることを求めた。
 対応した中嶋浩一郎防衛局長は「おわび申し上げたい。既に米軍に申し入れているが、要請を受けてあらためて強く申し入れたい。申し入れるだけではなく結果を出したい」と答えた。
 佐喜真市長は「結果を出し、常に市へ知らせてほしい」と求めた。【琉球新報電子版】