9月に東京都で開かれるボクシングの第10回U―15全国大会に出場する沖縄県宜野湾市の所純平君(9)=長田小4年=と弟泰生(たいき)君(6)=同1年=が19日、所属する琉球ボクシングジムの仲井眞重次会長らと市役所に佐喜真淳市長を訪れ、出場に向けた意気込みを語った。兄弟で全国出場を決めた2人を市関係者らが激励した。
7日に福岡県で実施された西部地区代表決定戦で純平君は小学生男子の部27・5キロ級で優勝し、泰生君はシャドーの部で最優秀賞を受賞し、全国大会出場を決めた。
2人がシャドーボクシングを披露すると、出席者から歓声が上がった。純平君は「(全国大会で)KOで勝ちたい。応援よろしくお願いします」と意気込みを見せた。泰生君は「(全国でも)最優秀賞を取りたい」と目標を語った。
佐喜真市長は「2人のあいさつとシャドーボクシングで、全国一になれると確信した。これからも目標を高く頑張ってほしい」と激励した。
仲井眞会長は「宜野湾市から3人が全国大会に出場する。プロが専門だが、子どもの育成にも力を入れている」と述べた。