医師の確保を要請 北部市町村会が県に


この記事を書いた人 松永 勝利
浦崎唯昭副知事(手前左)に早期の医師確保を求める要請書を手渡す北部市町村会の高良文雄会長(同右)=25日午前、県庁

 県立北部病院が医師不足によって、8月から外科の診療を制限する問題で、北部市町村会(高良文雄会長)は25日午前、県庁に浦崎唯昭副知事を訪ね、医師確保を要請した。
 要請文は外科の診療制限問題について「『県立病院の充実強化を図る』との知事の公約に矛盾し、外科医師不足という一端が表面化しただけで、他の診療科も危機的な状況にある」などと指摘し、県の早期対応を強く求めている。要請で浦崎副知事は「1日も早い(医師不足の)解消を図ることが大事で、全力を挙げていきたい」と述べた。【琉球新報電子版】