働く人の「日常」撮影 写真甲子園、浦添工に高評価


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建具店での作業を撮影する浦添工業高校の石橋未奈子さん(右)=27日、北海道旭川市

 【北海道で塚崎昇平】沖縄県から浦添工業高校が出場している第24回全国高校生写真選手権大会(写真甲子園2017)で27日、2日目の競技があった。「くらし」をテーマに生徒は旭川市と東神楽町の人々と触れ合いながら、シャッターを切った。

 旭川市の市街地で撮影に挑んだ浦添工3年の石橋未奈子さん(17)は、駅前で建具店を見つけ、店で働く人たちにレンズを向けた。石橋さんは「この店ではどういうものを作っているのですか」「設計図も自分で描いているのですか」などと質問しながら写真を撮った。

 撮影終了後、公開審査会に浦添工高は「日常」と題し、地元の人々の表情を写した写真などを提出した。審査では浦添工高の写真に「光の使い方がうまい」「写真に統一感がある」などの評価が出ていた。

 写真甲子園は28日、競技最終日を迎え、大会期間中の審査会での得点を合計し、優勝校を決める。