ひるまず戦うチームへ キングス佐々HCが抱負


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キングスのヘッドコーチに就任した佐々宜央氏=27日、那覇市

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは27日、沖縄県那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで、佐々宜央氏のヘッドコーチ(HC)就任記者会見を開いた。佐々氏は初めてのHC就任となる。今夏、選手の大幅入れ替えと補強を実施した新キングスを率いる佐々氏は「ひるまず戦う姿勢を持ち続けるチームにしたい」と意気込みを語った。

 東京都出身の佐々氏は、東海大学時代から指導者の道を歩み、2005~09年は東海大学、09~12年は日立サンロッカーズ、13~16年はリンク栃木ブレックスでACを歴任した。また、09年にはユニバーシアード(U24)、14―17年には日本代表のACも務めていた。7月3日からキングスの練習に合流している。

 球団側は、名だたるHCの下で経験を積んだ佐々氏を「日本の最も有望なコーチと言える逸材」と評している。頂点を目指すためには苦しみを伴うものの、キングスを大きく成長させる存在と期待している。