パラシュート降下訓練中止を決議 うるま市議会、全会一致


この記事を書いた人 松永 勝利

 【うるま】うるま市議会(大屋政善議長)は28日午前10時、臨時会を開き、津堅島訓練場水域でのパラシュート降下訓練の中止と、日米合同委員会で同水域のパラシュート降下訓練を行わないとする決定と明記を求める抗議決議、意見書を全会一致で可決した。
 議案提出した基地対策特別委員会の喜屋武力委員長は、19日にもことし4度目となるパラシュート降下訓練が実施されたことに触れ「うるま市と県は訓練中止を強く求めたが、それを無視する形で強行されており、同訓練の常態化が強く懸念される」と述べた。
 抗議決議と意見書は首相、防衛相、駐日米大使などに郵送する。【琉球新報電子版】