ヘリパッド運用停止を 高江 市民ら120人が抗議集会


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「民家上空を飛ぶな」とシュプレヒコールを上げる市民ら=28日午後、東村高江の米軍北部訓練場メインゲート前(新里圭蔵撮影)

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の運用停止を求め、オスプレイ・ヘリパッド建設阻止高江現地実行委員会は28日、「住民無視・高江ヘリパッド運用抗議集会」を開いた。約120人が北部訓練場のメインゲート前に座り込んで抗議した。

 北部訓練場には東村高江のN4(2ヵ所)、国頭村安波にN1(同)、H、Gの六つのヘリパッドが建設された。N4地区のヘリパッドは2015年2月、残りのヘリパッドは今月11日から運用が始まった。オスプレイをはじめとする米軍機が午後10時以降も集落上空を飛び交い、高江区民は「夜中に起きてしまう」「旋回する音がとてもうるさいので集落上空を飛ばないでほしい」と騒音被害を訴えている。