「工事遅らせよう」 辺野古新基地建設で約70人が座り込み


この記事を書いた人 松永 勝利
米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込む新基地建設反対の市民=29日午前、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で29日午前9時半ごろ、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で約70人が座り込み「新基地阻止」「違法工事中止」などのプラカードを掲げて抗議した。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「稲田朋美防衛相の辞任に伴い、8月に内閣改造があるかもしれない。それでも辺野古の工事が止まることはないと思う。今後も工事を遅らせるような行動を取り、一緒に頑張っていきたい」と呼び掛けた。
 一方、台風の接近に伴い、海上作業は確認できなかった。【琉球新報電子版】