西原高マーチングバンド部 12年ぶりベストインターナショナル賞に


この記事を書いた人 平良 正
12年ぶりに「ベストインターナショナル賞」に輝いた西原高校マーチングバンド部の生徒ら(学校提供)

 4年に一度オランダで開催される「世界音楽コンクール」のショー部門で「ベストインターナショナル賞」に、西原高校マーチングバンド部(仲本裕樹顧問)が選ばれた。12年ぶりに「ベストインターナショナル賞」に輝いた。30日午後6時半ごろ(日本時間31日未明)にインターネットのライブ通信で発表があった。

 西原高校は、日本マーチング協会の推薦を受け1997年に初出場して以来毎回、世界音楽コンクールに出場しており、今回で6回連続ショー部門で「金賞」を受賞した。

 金賞受賞団体のうち海外の出場団体から「ベストインターナショナル賞」が選ばれる。西原高校は2001年と05年も「ベストインターナショナル賞」を受賞した。

 今大会は、出場部員が61人と、100人を軽く超える他の参加団体に比べると少ないが、動きを多くし、豪華に見せるなどしてフォーメーションを工夫し挑んだ。

 演奏曲はヨーロッパに馴染みのあるビートルズの「レット・イット・ビー」「ヘルプ」「イエスタディ」などをメドレーで披露した。

 西原高校マーチングバンド部は29日にすでに帰冲しており、インターネットのライブ通信で結果を知った。