経済

飲食業は「雰囲気」最多 求職者の重視条件 求人おきなわ調査

 週刊求人誌「アグレ」を発行する求人おきなわ(那覇市、大里一雄社長)は31日、インターネット求人サイトの会員を対象にした希望業界別の求職者動向アンケート調査結果を発表した。働く際に重視することについて、飲食業界を希望する求職者で「職場の雰囲気」が最多となるなど業界ごとの特徴が見られた中で、「給与」と「休日や残業」はどの業界でも上位で重視された。

 調査は「ウェブアグレ」「ジョーナビ転職」の新規登録者に実施し、319人(女性227人、男性92人)の回答を得た。

 就職の希望が最も多かったコールセンター業界の求職者は、重視する項目について「休日や残業」「給与」「仕事内容」の順で挙げた。コールセンター業界への就職希望者の9割が女性で「休日や残業」を重視する理由では子育てと仕事の両立が多かった。

 次いで希望の多かった流通・販売業界は「仕事内容」「給与」「休日や残業」、観光業界は「給与」「仕事内容」「待遇」の順だった。

 飲食業界はアルバイト・パートを希望する割合が高く、重視する項目も「職場の雰囲気」「給与」「休日や残業」と働きやすさを重視する傾向が見られた。

 IT業界では「給与」「休日や残業」「仕事内容」、福祉・介護業界は「給与」「休日や残業」「職場の雰囲気」の順だった。

 男女別では、男性の68%が正社員を希望したのに対し、女性は正社員系とアルバイト・パートがほぼ半数だった。働く際に重視することは男女とも「給与」が最多だった。

 雇用形態別では、正社員希望者は「給与」を最も重視したが、アルバイト・パート希望者では「休日や残業」が最多だった。

 求人おきなわの上江洲ありさ主任は「各業界を希望する求職者の傾向が見える。各企業の採用が難しくなる中で、求人の際のヒントになれば」と話した。