夏休みに挑戦を 研究、論文など募集


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 夏休み期間に子どもたちを対象にしたワークショップや研究発表、論文の募集が各大学などで行われている。夏休みに研究や体験などを通して、知識や感性を磨く機会にしてみよう。

 【沖縄科学技術教育シンポジウム】

 琉球大学は25日まで、9月2日に同大で開かれる沖縄科学技術教育シンポジウムで、理系分野の研究成果をポスター発表する中高生と3年次までの高専生を募集している。シンポジウムのホームページから申し込み様式をダウンロードしてメールで申し込む。問い合わせは福本晃造准教授(電話)098(895)8339。

 【全国高校生歴史フォーラム】

 奈良大学は高校生を対象に地域の歴史や地理、史跡などをテーマにした研究を募集している。A4用紙5枚程度に研究成果をまとめる。締め切りは9月6日の消印有効。問い合わせは奈良大広報室(電話)0742(41)9588。

 【神奈川大学全国高校生・理科科学論文大賞】

 神奈川大学は、高校生と3年次までの高専生を対象に「第16回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞」への論文を募集する。論文は理科・科学の研究成果をA4用紙10枚程度にまとめる。応募締め切りは9月19日必着。問い合わせは大賞事務局(電話)042(724)2750。

 【発明アイディアワークショップ】

 カシオ計算機創業者の一人、樫尾俊雄氏の業績をたたえる樫尾俊雄発明記念館は、小学生を対象にした「発明アイディアワークショップ」への参加校を募集している。応募期間は10月31日までで、全国の小学校、教育委員会、PTA、科学クラブなどが応募できる。講義料は無料で、講師の旅費もかからない。

 ワークショップではオリジナル腕時計のデザインなどを通して、発明のヒントや考え方などを学ぶ。問い合わせは「こどもたちみんなが発明家」事務局(電話)03(5545)5722。