那覇市の国場川で4日、ボラやテラピアなどの魚約50匹の死骸が浮いているのが見つかった。市環境保全課によると、2日から同様の状況が続いている。現場を確認した同課は、水温の上昇と台風による風の影響だと推測している。
市が、市民から2日に報告を受けて現場を確認したところ、川の水温は31度だった。泳いでいる魚なども多く確認されたため、水質汚染などの可能性は低いとする。市の担当者は「高い水温により酸欠で死んだ可能性が高い」とした上で「台風の影響で西風が強く、死骸が国場川の上流に向かって流れている可能性がある」とも指摘した。