田場さん、九州で輝け サッカー女子・トレセンに選出 国頭・奥間小6年 GKで活躍「頑張る」


社会
この記事を書いた人 大森 茂夫

 沖縄県の国頭村立奥間小学校6年の田場羽琉(はる)さんが、8月26日に宮崎県で開催する優秀なサッカー選手を育成する「九州トレセン女子U-12」に選出された。運動が大好きな羽琉さんは小3からサッカーを始め、各大会で活躍しており「選考会で頑張ってきたことが認められ、とてもうれしい。みんなの応援に応えられるように頑張りたい」と抱負を語った。

自主練習する田場羽琉さん=国頭村くいなエコ・スポレク公園(ふれあい広場)

 羽琉さんは国頭FCJrに所属。ポジションは主にゴールキーパーだが、他のポジションもこなす。

 国頭FCJrは男子7人、女子7人の計14人と少人数のため、大会には男女混成チームで出場している。4月には国頭村で行われた「2017KUNIGAMI CUP」で準優勝し、6月に福岡県で行われた本大会へも出場した。

 羽琉さんは所属チームからの推薦を受けて、県トレセンの1次、2次選考会に参加し、見事、「九州トレセン女子U-12」のメンバーに選考された。

 陸上も小1から始め、7月の国頭村児童オリンピックでも100メートル走、ジャベリックボール投げの2種目で1位となった。100メートルは女子では初めて14秒台の好記録を出した。

 学業にも真剣で琉球古典音楽野村流師範である父・盛久さんの影響もあり、三線にも真剣に打ち込んでいる。(新城高仁通信員)