中高生、ロックで熱く スニーカーエイジ沖縄・予選開幕


この記事を書いた人 大森 茂夫
エネルギッシュに笑顔で演奏する那覇高校軽音楽部=5日、沖縄市のミュージックタウン音市場

 【沖縄】高校・中学校軽音楽系クラブコンテスト「スニーカーエイジ沖縄(We are Sneaker Ages)」(同大会実行委員会、リウボウグループ主催)の第1回予選が5日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開幕した。7日まで。県内全域からエントリーした20チームのうち、15校が来年1月の沖縄グランプリ大会出場権を獲得できる。優勝チームには、副賞としてリウボウグループのテレビCMに出演できる。

 5日は6校が出場し、躍動感あふれる演奏とライブパフォーマンスで観客を魅了した。会場には友人や親族らが駆け付け、手作りのうちわやぼんぼんを片手に、出演者たちにエールを送った。

 宮古高校軽音楽部は宮古島民謡「張水ぬクイチャー」をロックにアレンジ。振り付けにカチャーシーを取り入れ「沖縄らしさ」を演出した。

 コーラスの真壁凜さん(16)=同校1年=は「本島大会への出場機会が少ない中、今大会を通じて他校の軽音部も見られてとっても新鮮」と語る。出演後は「いつも通りはじけて演奏できた」と満足げだった。