辺野古海上にフロート再設置 工事車両61台搬入


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台風対策で撤去されていた台船が再び浮かぶ大浦湾=7日午前10時、名護市

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設作業が進む名護市辺野古の海上では、台風対策で撤去されていた台船が戻され、汚濁防止膜を運搬する様子が確認された。
 「K9護岸」造成や「K1護岸」「N5護岸」付近の建築資材運搬道路の整備作業は行われていない。

工事の資機材を搬入するダンプカー=7日午前9時10分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 一方、米軍キャンプ・シュワブゲート前では7日午前10時現在で約50人の市民らが参加し、座り込みが行われている。午前9時ごろには工事車両61台がゲート内に入っていった。搬入の際は、機動隊員がごぼう抜きで市民らを排除した。【琉球新報電子版】