【中国時報】ファミマに無人店 IT駆使し開店予定


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 台湾のファミリーマート(全家)で、ITを駆使した無人店舗がオープンする見込みである。現在、米IT大手のアマゾン・コムが運営する「Amazon Go」や中国企業アリババの「淘珈琲」などQRコードなどを使って電子決済をする無人店が次々にオープンしているが、この動きに連なる動きとして注目されている。

 全家の葉栄廷社長は無人店舗について「未来の人手不足の問題を解決することが期待されるが、まだ実験が必要である」とした上で、「ハイテク商店に人がいるかどうかはポイントではなく、消費者が体験することこそが重要だ」と述べた。

 また葉社長は「人口構造の変化とIT化は台湾小売業の二大潮流」とし、全家が目指すのは無人店ではなく、顧客と相互に動くハイテク店であることを強調した。