第一回口頭弁論は10月10日 国側申し立て却下を要求


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辺野古の岩礁破砕差し止め訴訟の審尋を終え、第1回口頭弁論の期日などを説明する宮国英男弁護士(右)ら=7日午後5時ごろ、那覇市泉崎の県庁

 名護市辺野古の新基地建設工事を巡って、県が国を相手に岩礁破砕差し止めを求めた訴訟で、那覇地裁は7日、進行協議を開き、第1回口頭弁論を10月10日、第2回口頭弁論を11月14日に開催することを決めた。
 一方、判決が出るまで県が工事中止を求めた仮処分申し立てで、県と国側の双方が主張する審尋も初めて開かれ、国側は裁判所が審判対象とする「法律上の争訟」に当たらないとして、申し立て却下を求めた。【琉球新報電子版】