観光客数平準化など意見交換 沖北委と観光関係者


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沖縄の観光について意見を交わす衆院沖縄及び北方問題に関する特別委員会と県内観光関係者ら=8日午前、名護市のザ・ブセナテラス

 衆院沖縄及び北方問題に関する特別委員会(鈴木克昌委員長)は8日午前、名護市のザ・ブセナテラスで県内の観光関係者と意見交換会を開いた。県や沖縄ツーリストの担当者らが、沖縄観光の現状や課題について説明した。
 県観光政策課の前原正人課長は沖縄を訪れる観光客が昨年度877万人を記録して好調を維持している一方で、年間を通した観光客数の平準化ができていないなど課題があることを伝えた。
 沖縄ツーリストの中村靖副社長は外国人観光客のレンタカー利用が増加する中で交通渋滞や駐車違反なども増えている現状を紹介。「県や総合事務局と取り組みを進めていきたい」と話した。【琉球新報電子版】