いきいきとした作品ずらり 特支中学部総合文化祭開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
オープニングセレモニーでダンスを披露する美咲特別支援学校の生徒ら=8日、県立博物館・美術館

 「創造をつかめ! ぼくたちの作品★可能性無限大」をテーマに、県特別支援中学部総合文化祭が8日、県立博物館・美術館(県民ギャラリー)で始まった。13日まで。講堂で行われたオープニングセレモニーでは、テープカットに続いて美咲特別支援学校の生徒の準備体操「特体連ダンス」、泡瀬特別支援学校の生徒の合唱が披露され、観客を沸かせた。

県民ギャラリーに展示中の生徒の作品を鑑賞する来場者ら=8日、県立博物館・美術館

 あいさつした平敷昭人県教育長は「川柳や絵画など、それぞれの作品から感性や思いが伝わってきた」と話し、「さらに主体的に今後の創作活動に取り組まれることを期待する」と生徒たちを激励した。生徒を代表して美咲特別支援学校はなさき分校3年のオルセンゾーイ咲さんが「個性あふれる生き生きとした作品をお楽しみください」とあいさつした。
 県民ギャラリーでは、16校474人の生徒による絵画や書道、焼き物など約800点の作品が展示されている。【琉球新報電子版】