稲嶺名護市長が3選出馬へ 来年1月の市長選、自民と対決へ


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 任期満了に伴い2018年2月4日に投開票される沖縄県の名護市長選で、現職の稲嶺進市長(72)が3選を目指して出馬する意向を8日までに固めた。複数の関係者によると、23日にも正式に出馬表明する方向で調整している。
 

稲嶺氏後援会は9日、名護市内で幹事会を開き方針を確認する。

 稲嶺氏は7月31日、名護市議会の与党議員でつくる「稲嶺市長を支える市議会議員団」(団長・岸本洋平市議)の14人から出馬要請を受け、「重く受け止める。後援会とも相談をしたい」などと述べ、出馬に前向きな姿勢を示していた。

 稲嶺氏は1945年7月生まれ、名護市三原出身。琉球大卒。72年から名護市役所で勤務。総務部長、収入役、教育長を務め、10年1月から現職。

 市長選には名護市議の渡具知武豊氏(55)が出馬を予定している。