辺野古護岸作業進む 市民ら排除で資材搬入


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県警機動隊に強制排除される市民=9日午後1時前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設で9日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸の「N5護岸」では、ショベルカーが仮設道路の付け根部分を砂などでならしたり、クレーンを使い砕石を置いたりする作業をしているのが確認された。
 一方、シュワブのゲート前には市民約110人が集まり新基地建設に抗議の声を上げた。工事車両の搬入を止めるため市民は腕を組みながら「沖縄を返せ」などを歌った。市民らは午後1時前、県警機動隊に強制排除され、9台の工事用車両がゲート内に入った。【琉球新報電子版】