米国で起業家精神学ぶぞ リュウキュウフロッグスの7人出発


この記事を書いた人 志良堂 仁
シリコンバレー研修へ向かう「Ryukyufrogs」9期のメンバーら=13日午前、那覇空港

 沖縄県内の学生を選抜し起業家精神を身に付けた人材を育成する事業「Ryukyufrogs(リュウキュウフロッグス)」(理事長・比屋根隆レキサス社長)の今期メンバー7人が13日、米カリフォルニア州のシリコンバレー研修へ出発した。中学1年生から大学3年生までが参加していて、23日までの10日間の研修で、現地の起業家らにメンバー自身が考案したサービス案を発表したり、IT企業を見学したりする。

 世界に広がる革新的サービスの発祥地の文化に触れ、人との交流からメンバーの成長につなげることが目的。

 那覇空港で開かれた出発式では、メンバー全員が出発前の抱負を語った。宮古島から参加している加持恵達さん=宮古島市立平良中3年=は「『何かを得たい』という前のめりの姿勢で楽しみたい。漠然としたサービス案は思いついているが、シリコンバレーの人の価値観も聞いてからじっくり考えたい」と話した。【琉球新報電子版】