【中国時報】原発の再稼働、過半数が賛成 電力供給に不安視


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 台風の影響で電力供給に赤信号がともる中、民間の世論調査会社アポロ・サーベイが行った調査によると、原子力発電所の再稼働に賛成している人が50・6%いることが明らかになった。

 現在、台湾には四つの原子力発電所があり、クリーンエネルギーへの転換政策により、廃炉が予定されている。調査によると、電力供給が心配かという質問には53・7%が「賛成」と回答した。

 廃炉が決まっている第一原発(金山)と第二原発(国聖)の全面的な稼働に賛成する人も50・6%で、現在建設中の第四原発(龍門)を新たに稼働させることに関しても、50・3%が賛成した。

 注目されるのは賛成した人が台湾の南北に広がっており、民進党の票田と言われる雲嘉南と高屏においても5割近くが原発に賛成していることである。