ゴーヤー多彩に料理 「ナゴワン」、地元15店競演


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第4回75-1グランプリの上位入賞者ら=8日、名護市のIZUMO

 【名護】名護産ゴーヤーを使った料理を地元の飲食店が競う「第4回75-1(ナゴワン)グランプリ」が7月の約1カ月間、名護市内の15店舗で繰り広げられた。客による審査で入賞作が決まり、「小料理ひざくら」の「GOYA鴨(かも)のコンフィと種ごとフリットのフュージョン」が1位に選ばれた。

 名護市内飲食店の代表者らでつくる「やんばるくぇーぶぅー会」(具志堅興恵会長)が主催した。

「小料理ひざくら」の「GOYA鴨のコンフィと種ごとフリットのフュージョン」

 2位は「島のごちそう はなおり」の「ゴーヤーと山原豚ひき肉春巻」。3位は「食りえいtion居酒屋Rikyu」の「ゴーヤー・オブ・ザ・リング」と、「ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん」の「ビール専用ガーリック58号」だった。

 8日、市内のIZUMO(名護出雲殿)で表彰式が行われた。対象の料理を注文した客による審査に739件の応募があった。うち50人に抽選で名護の特産品詰め合わせや食事券が贈られる。

 主催団体の具志堅会長は「アイデアあふれるいろいろな料理があった。来年はさらに別の食材を取り上げ、やんばるにおいしいものがたくさんあることをアピールしたい。名護だけでなくやんばる全体の食材を取り上げていきたい」と話した。