FC琉球、あす福島戦 県総合運動公園


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ゲーム形式の練習で連係を確認するFC琉球の選手ら=17日午前、中城村のごさまる陸上競技場(大城直也撮影)

 サッカー明治安田J3のFC琉球は19日午後6時から、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で福島ユナイテッドFC戦(第19節)を戦う。全32試合中、琉球は17試合を終え、6勝7分け4敗の勝ち点25、現在8位に付けている。シーズンは後半戦に突入しており、大事な試合が続く。約3週間の中断期間を経ての試合に備え17日、中城村吉の浦公園ごさまる陸上競技場で練習を行い、上位進出へ必勝を誓った。

 琉球はJ2への自動昇格が懸かる2位との勝ち点差が10と開きつつある。上位浮上のために、19日以降も負けられないけられない戦いとなる。福島とは第3節、アウェーで対戦し、0―1で敗れている。

 琉球は中断期間で得点力強化を図ってきた。主将の藤澤典隆はポジションも前線に上がり、得点に絡む役割に意欲を燃やす。藤澤は「今後を占う一戦で、観客動員数にも影響するだろう。弾みを付けるためにも、何が何でも勝たないといけない感じている」と気を引き締める。

 「今までより昇格の可能性がある順位にいる。1人でも多くの人に足を運んでいただき、来て良かったと思える試合にしたい」と多くの来場も期待する。

 シーズン途中で期限付きで移籍し、今季琉球での2試合目となる昨季の主将・田中恵太は「貪欲に、気持ちを前面に出して点を取りにいく。約半年ぶりだが、自分らしくグラウンドで躍動したい。応援よろしくお願いします」とホームで待つサポーターにメッセージを送った。

 試合は「全島サッカー1万人祭り」の一環として行われる。