14日、米須琉亜君(小学1年)、玉村徹生君(幼稚園)、村上陽菜ちゃん(5歳)の3人は、夏休みを利用してシーランド半日沖釣りツアーに出掛けた。
午後1時に北谷町の浜川漁港をヤス丸で出船。7分ほどで北谷沖の水深20メートルのポイントに着いた。同行したお父さんやおじいちゃんと一緒に、アミエビをコマセカゴに8分目ほど入れてから、グルクン仕掛けを海中に投入。海底に着いてから糸フケを取り、竿(さお)を大きく振って、コマセカゴからアミエビをまくと、それを食べに集まったグルクンはサビキ仕掛けの針に巻かれたスキンを餌と間違えて食い付く。ブルブルと竿先が揺れたらグルクンが釣れた合図。小さな手でリールを巻きながら「釣れた、釣れた」と声を上げて興奮気味の子どもたち。
普段は釣り人のお父さんやおじいさんも、この日ばかりは、家族サービスに徹し、釣れたグルクンの針を外したり、熱中症にならないようにこまめに飲み物を与えたりと大忙し。
この日はコンスタントにグルクンやミジュンが釣れ、100匹前後の魚が釣れた。釣りの間ははしゃいでいた子どもたちも帰りの船の中ではお父さんとおじいさんの腕の中で満足そうな顔をして眠った。グルクンは今が最盛期、夏休みの思い出に出掛けてみては。シーランド北谷(電話)098(936)1116。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)