教育出版は那覇のみ 小学校道徳教科書、県内全地区が確定


この記事を書いた人 平良 正
県内で採択された2018年度から使用される道徳教科書。(左から)日本文教出版、教育出版、光文書院

 竹富町教育委員会は18日、2018年度から使用する小学校道徳教科書に日本文教出版を採択した。14日の採択委員会で決定し、18日の町教育委員会の会議で正式に承認した。

 竹富町の決定で県内全地区の小学校道徳の採択教科書が出そろった。竹富町は14年5月、八重山地区採択協議会から離脱し、その後は単独で教科書採択を行っている。

 竹富町を除く県内市町村はそれぞれ近隣の数市町村ごとに教科書を採択している。中頭、宮古地区は日本文教出版、島尻、八重山、国頭地区は光文書院の採択を決定している。那覇地区は愛国主義的傾向の強い教育出版を採択した。