空手を多言語で発信 会館に案内センター 豊見城


この記事を書いた人 大森 茂夫
新たに開設した「沖縄空手案内センター」のホームページ

 空手発祥地としての沖縄を国内外に発信し、空手愛好家の受け入れを強化する目的で「沖縄空手案内センター」が豊見城市の沖縄空手会館内に設置され、本格的な運用が始まっている。同センターは多言語で沖縄空手の情報発信、問い合わせに対応するほか、沖縄での修行を希望する国内外の空手家らの要望を聞き、県内町道場とつなげる役割も担う。

 案内センターは県が沖縄伝統空手道振興会に委託して開設した。県は今後、空手振興ビジョンを策定し、沖縄の新たな観光資源として空手の魅力を発信する考えで、センターはその中核の一つになる。

 7月下旬に特設ホームページをつくり、電話やEメール、専用フォームからの問い合わせが可能となっている。ホームページは現在、日本語と英語で情報発信しているが、今後はフランス語やスペイン語での情報発信も進める考え。

 県空手振興課によると、ホームページ開設前の5~6月の間にも20件近く道場の紹介依頼があり、インドやオーストリア、ブラジル、スペインなど多くの国の空手愛好家と県内の町道場をつなげたという。

同センターのホームページはhttp://okic.okinawa/

 

英文へ→Okinawa Karate Information Center operating website in multiple languages