ドラマティカ全国V 小中高生ダンス大会高校生部門


社会
この記事を書いた人 大森 茂夫
ダンス日本一に輝き、満面の笑顔を見せるドラマティカの3人=19日、沖縄市中央のFLOW

 【沖縄】ダンスグループ「EXILE(エグザイル)」のリーダーHIROさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務める小中高生のダンス全国大会「DANCE CUP 2017」で、高校生部門に出場した沖縄代表チーム「DRAMATICA(ドラマティカ)」が県代表として初めて日本一の座をつかんだ。ことしは、全国15カ所で開かれた予選に計562チーム、2千人以上が出場。決勝は14日に都内で開かれ、小中高の各部門で15チームずつが進出し、技術を競った。

 結成2年のドラマティカは「フリースタイル」で挑んだ。メンバーの美里高2年の高嶺楓音(かのん)さん(16)は「一人一人がレベルを上げた結果だ」と満足げ。名護高1年の崎山大雅さん(16)は「この3人で今後も頑張りたい」とさらなる成長に意欲満々。石川高2年の當眞聖菜さん(17)は「振りも自分たちでゼロから築いたので、よりうれしい」と喜びを語った。

 3人は16日に大阪市で開かれた全国大会「DANCE ATTACK」でも2位に輝いた。所属する沖縄市のダンススクール「FLOW」の宮城皇児代表(35)は「沖縄の他の子たちの可能性を広げることにもつながる」と目を細めた。