明治時代の新聞に驚き こども新聞スクール 40人学ぶ


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説明に耳を傾ける子どもたち=19日、那覇市の琉球新報新聞博物館

 子どもたちが新聞について学ぶ「新報こども新聞スクール」が19日、那覇市天久の琉球新報社で開かれ、県内在住の小学3~6年生の子どもたちと保護者ら約40人が参加した。子どもたちは新聞製作の歴史や新聞ができるまでの流れについて学んだほか、大きな音を立てながら紙面を次々と刷り出す巨大な輪転機などを実際に見て回った。

 新聞博物館では岡田輝雄館長が琉球新報創刊当初(1894年)の実際の紙面を紹介すると、子どもたちからは「字が小さ過ぎるし、何が書かれているか分からない」「今の方がカラーで読みやすい」など、感想や驚きの声が多数上がった。

 妹の春花さん(小3)と参加した宜野湾市立はごろも小5年の比嘉夏海さんは「新聞の作り方が学べて楽しかった。将来は新聞記者になりたい」と目を輝かせた。春花さんは「これからは新聞を読んでみたい」と話し、「子どもも楽しめるような記事をたくさん書いてほしい」と要望した。