レスリング120キロ級で南東北総体と全国高校生グレコローマンスタイル選手権大会を続けて制し、国内主要大会4冠を獲得した仲里優力(ゆうり)(北部農林高3年)が20日夕、那覇空港に凱旋(がいせん)した。
2大会の55キロ級で3位に入った徳比嘉二仁(にいと)(南風原高2年)も一緒に戻った。メダルを首に掛けた仲里と徳比嘉は家族や学校関係者など20人に出迎えられ、笑顔を見せた。
仲里は「多くの人に出迎えられうれしい」と顔をほころばせた。一方で「(多くの人が応援してくれるので)次の愛媛国体で5冠を取らないといけない」と県勢初の5冠獲得に向け気を引き締めた。
北部農林の喜屋武勝校長は「仲里君には目標である5冠を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。