夜の飲み屋で酔った客によるトラブルが多発し、昨年は傷害事件も起きた。これを受け、台中市の第四警察分局は今年1月から若者が集まるクラブに金属探知機を導入して危険物などを持ち込んでいないかチェックしたり、店の前に注意書を書くようにしたりして指導している。
注意書には、危険物は持ち込まない、飲んだら運転しない、喧嘩(けんか)をしない、18歳未満は入場禁止、裸になること禁止などを書き、違反者を警察に通報することが明記されている。
また業者を派遣して入り口で一人一人、金属探知機で危険物があるか検査し、拒否した客は入場禁止にするなどした。
第四分局の林逢泉分局長は昨年はけんかが6件あったが今年は3件にとどまり、7カ月で事件・事故の減少傾向がみられたと述べた。